こんにちは、しゃまです。
先月、厚切りジェイソン氏が『ジェイソン流 お金の増やし方』を出版されました。「why?ジャパニーズピーポー!」で有名なあの厚切りジェイソン氏です。
実は厚切りジェイソン氏はFIRE(経済的自由の身)の民だったのです。
そんなFIREの民厚切りジェイソン氏が35歳でFIREした方法が紹介されていました。
今回はその方法について考察していきたいと思います。
結論:節約とはお金を増やす土台
独特の節約家で有名な厚切りジェイソン氏、移動は歩き、買い物は業務スーパーなどジェイソン流があります。
投資先は米国ETF一本で十分というのもジェイソン流投資です。
未知のものには投資をしない、王道こそFIREへの近道もジェイソン流です。
Why?どうして節約、投資をしないの?
厚切りジェイソン流 お金の増やし方

彼が行っているお金の増やし方はいたってシンプルです。
まずは支出<収入になるように節約する。
つぎに毎月コツコ米国ETFを買う。
最後に未知のものには手を出さない。
彼はこの方法を使い35歳という若さでFIRE(経済的独立と早期退職)を達成し、自由を手に入れました。
FIREは毎月の生活費が少ないほど達成しやすく、極論、仙人のような節約家はすぐにFIREを達成すると言われています。
厚切りジェイソン流 節約 家計簿アプリの導入

厚切りジェイソン氏は基本的に歩きます。
タクシーなどで移動することはごく稀のようです。
一日20kmほど歩き、公園の自重トレーニング(筋トレ)。
大好きなコーヒーは業務スーパーで買った粉末コーヒを愛飲。
自販機で飲み物は買わない、コンビニには行かない。
やろうと思えば誰でもできることを愚直にこなしているだけです
節約の基本となるのは固定費の見直しです。
スマホ代の見直しは即日できるのでこの機に格安SIMや3大キャリアの安いプランに変更するといいでしょう。
そして必ず家計簿をつけましょう。
家計簿をつけずに節約することは不可能です。
昨日、いくら使いましたが?
1000円ぐらい?ではだめです。
1円単位できちんと答えることができないのでは支出を把握しているとは言いません。
家計簿アプリは『マネーフォワードME』が大変使いやすいです。
詳しい内容は過去記事を参考にしてください。
この機に家計簿アプリを導入し、毎月の家計簿を作成しましょう。
厚切りジェイソン流 投資 米国株が基本

ここからはお金を増やす方法の考察です。
お金を増やすには投資が最適解です。
ひとつお聞きします。
「皆さんがイメージしている投資とは?」
以下のような答えですか?
「パソコンの前に張り付いて必死な姿で画面を見つめていませんか?」
「株価が下がって苦しそうな顔をしていませんか?」
それは投資ではありません。
投機(とうき)といった手法です。
投資と投機は全くの別物です。
投資とは企業の成長にお金を託して、「20年後くらいから少しずつお金が増えて帰ってくるイメージです」
つまり投資は時間がかかります。
時間がかかるということは30代から始めると定年を迎えるころはお金に困ることはないというわけです。
厚切りジェイソン氏は米国株(米国ETF)に投資しています。
米国株投資は年利4%くらいのリターンがあります。
対するメガバンクの年利は0.002%です。
銀行にお金を預けていてもお金が増えないのは年利(リターン)が低すぎるからです。
100万円預けて一年後に20円増える程度です。
それを米国株に投資(年利4%)すると、100万円投資したら一年後に4万円増える計算になります。
お金はお金を生むために働かせる道具です。
半年分の生活費を現金で残して、あとは投資に回してお金を生ますのが投資家の考え方です。
厚切りジェイソン氏は生活費3か月分のみ現金で置いといて、残りのお金は投資に回しています。
だから35歳という若さでFIREができたのです。
厚切りジェイソン氏の投資先はティッカー「VTI」です。
元々はS&P500に連動するETFに投資していたそうですが、大型株から小型株まで投資できるVTIに変更したそうです。
ETFとは上場投資信託のことを意味し、簡潔に述べるとおかずの詰め合わせをイメージしていただくとわかりやすいと思います。
米国の会社を一つずつ、業績や株価などを調べていてはしんどいだけです。
その点ETFは投資機関のプロが選定してくれますので、我々アマチュアが選ぶより遥かに安心です。
S&P500は米国を代表する500社の株式を買うイメージです。
アップル・メタ(フェイスブック)・グーグルなど一度は聞いたことがある会社名ではないでしょうか?
投資の神様であるウォーレン・バフェット氏は「私に万が一のことがあったら、遺産の90%をS&P500に投資せよ」と妻に言っているそうです。
神様のお墨付きなのでアマチュア投資家に人気の投資先になっています。
なお初心者には簡単設定の投資信託がとても便利なのでそちらを活用してみてください。VTIはアメリカに上場する約4000社すべての株式を買うイメージです。
小型株から大型株まで手中に収めることができ、成長性のある中型株が将来化ける可能性もあります。
元々アマゾンはちいさなビルにオフィスがありました。
今では大きいビルにオフィスがあり、世界20か国に拠点を置いています。
だれもアマゾンがアメリカを代表する会社になるとは思わなかったでしょう。
未来は誰にもわかりません。
厚切りジェイソン流 未知のものには投資しない

今世間ではビットコインなど暗号資産が流行っています。
ただ暗号資産は本当に安全な資産なのか?と聞かれたら返答ができないです。
まだまだセキュリティ面や法律の整備面では安全な投資先とは言い切れません。
ジェイソンはこういった未知のものは手をだなさいようにしています。
未知のものは成果や安定性などもわからいないからです。
「自分のよくわからないもには投資をしない」はバフェット氏も言っています。
バフェット氏は「投資は王道スタイルを貫くもの」だと言っています。
投資世界の王道とは「長期・積立・分散」のことを意味します。
長い期間、コツコツ積立、複数の投資先を用意することです。
暗号資産は投資王道スタイルにはそぐわないものです。
厚切りジェイソン流 いい借金とは住宅ローンは組むこと

借金と聞けば悪いイメージしかないですね。
消費者金融でお金を借りる姿が目に浮かびます。
では厚切りジェイソン氏が言ういい借金とはなんなのか?
それは住宅ローンのことです。
今は低金利の時代で住宅ローンを組んでもそこまで高い利息は取られません。
そこで家を買うときはあえて住宅ローンを組んで現金を手元に残し、その現金を米国株に投資するのが彼の考え方です。
仮に住宅ローンが利息1%、米国株のリターンが4%としましょう。
差は3%でこの3%は新たなお金を生んでくれました。
生んでくれたお金でローンの利息はまかなえますし、生活費に充てることだってできます。
もし現金で家を買って、手元に現金が残っていなければ、投資に回すことができません。
結果的にお金を生む手段が途絶え、資産は加速しなくなります。
FIREの道が遠のきます。
あえて借金をすることで資産を加速させるのがジェイソン流というわけです。
今回のまとめ
IT企業取締役兼芸人の厚切りジェイソン氏は仙人に近い節約家である。
業務スーパーのコーヒーで満足、移動は歩きなど彼はこのやり方で満足しているということです。
万人がこの方法をとる必要はりません。
自分が苦しくない節約方法を見つけることがとても大切です。
ぜひ、自分流節約方法を見つけて幸せをつかみましょう。