こんにちは、しゃまです。
今回は読んでためになる一冊の本「人を動かす」を紹介します。
その本の内容を習得すれば人との会話に困ることはなくなり、最強の処世術を習得することができます。
特に20代後半から30代前半の人は一度読まれることを強くオススメさせていただきます。
営業で契約が取れなくて困っていませんか?仕事を全然しない部下はいませんか?
上司に通したい案件はないですか?人を動かす30の原則を会得すればあなたは出世できるでしょう。
この原則は難しくありません。
いたって簡単なことです。
しかし世の中のひとはできない、
なぜか?それは自分のことを中心に考えているから。
他人の自慢話を延々と聞かされると嫌になりませんか?
しかし言っている本人は非常にご機嫌です。
なぜか?少し考えたらわかる話です。
結論
人を動かすなら「批判も非難をしない、苦情も言わない」
「人を裁くことはしない、人に裁かれるの嫌なら。神様でさえ人を裁くのに、死後まで待ってくださる」
人に関心を持たぬ者は、人から関心を持たれない。
人を批判するものは、人に批判される。
自分を中心に話をしない、
相手はあなたの話に興味がない。
まずは相手が好む話をし、相手に話させる。
人と友好関係を築くには「名前を覚える」
名前は本人にとって最も大切にしているモノです。
役職で呼ぶときも名前を付けて呼ぶことが出世の秘訣です。
なぜ政治家が名前を覚えてもらうと努力するか?
それは有権者に名前を忘れたとき政治家として終わりを迎えるからです
人を説得するなら「遠回りに注意しよう」
人は注意されることを本能的に嫌います。
注意をするときは遠回りに注意することが鉄則。
間違っても直接指摘してはいけない。
指摘は議論を生み、双方にとって無駄な時間が発生する。
「議論を避ける唯一の方法は議論をしないこと」
私には人の熱意を呼び起こす能力がある

見出しの言葉は実業家チャールズ・シュワップの言葉である。
彼はその能力で巨額の富を掴みました。
彼が生まれ持っての能力者だったのか?
いやそうではない、彼はごく普通の人間であり、能力者ではない。
そんな彼がどうやって日給3000ドル(日本円にして約42万円)を稼いだのか?
やりかたは簡単です、相手に関心を持つこと、そして素直な評価を与えること。
たったそれだけです。
どんな人も自分のことに関心を持ち、自分が正しいと思っている。
犯罪を犯し、電気椅子に座る囚人でさえ「自分の身を守っただけなのに。どうしてこんな目にあうのか!?」と言い残すことは普通なことである。
自分が正しいと思っている人という生物がどうやって他人を責めることができるのでしょうか?
責めたところでなにも生まないのです。
強いて言えば時間を無駄にするただそれだけです。
他人を責めることより、他人を理解するように努めたほうが得策である。
「神様ですら人を裁くのに、死後まで待ってくださる」
神でもない我ら人に裁く権利などあるのか?某はないと思っています。
「人を裁くな、人の裁きを受けるのが嫌なら」エイブラハム・リンカーンの座右の銘より
読者に問題です。
前提:あなたはリーダーとして仕事をしています。
部下が仕事を全然しません。会社内の作業効率も落ち、あなたは悩んでいます。しかしその部下はごく稀にとてもよい働きを見せます。あなたはこの部下にどう接しますか?
A,ごく稀に見せる働きぶりを皆の前で褒める。
人は叱責される必ず反抗心を出します。あなただって上司に叱責されたら腹が立つでしょ?しかし褒められると自ずといい結果をだそうと向上心を高めます。
人を動かすなら3つのルールを遵守することです。
①批判も非難をしない、苦情も言わない。
②素直な評価を与える。
③強い欲求心を起こさせる。
名前とは当人にとって最も快いそして響きある言葉である

人は名前をとても大切にしている。
どんな人でさえ名前は宝物である。
ビジネスマンはなぜ取引相手と名刺交換をするのか?会社を覚えてもらうため?それとも社交辞令?いやいやそうではないです。
答えは「名前を覚えてもらうため」です。
鉄鋼王アンドリュー・カーネギーはこの法則を巧みに使い、USスチール社を立ち上げ富豪になりました。
富豪になるのに学歴は必要ないのです。
政治家は有権者に名前を覚えてもらうために、あいさつ回りを怠りません。
有権者に忘れらることはとどのつまり政治家ではなくなったということです。
「冷たい会社を温かくするには、1つ方法がある。人の名前を覚えることだ。重役たちの中には名前が覚えられないという人がいるが、つまり重要な仕事が覚えられない、すなはち仕事の基礎ができていないことを告白しているのだ」ベントン・ラヴの名言より
人は自分の名前に関心があるように、自分の好きなことや身の回りのことに大きく関心を持ちます。
例えば、誕生日プレゼントとして貰った腕時計をつけている人がいます。
その人は間違いなくその腕時計について感想を求めています。
しかし自分からこの腕時計はどう思う?っと聞くことはないでしょう。
あなたはその人が誕生日プレゼントということは知らなくても、あいさつの後その腕時計の感想を言えば確実にその人はあなたに関心を持ちます。
商談を成功させる秘訣は相手が今何に関心を持っているかを事前に調べることです。
案件のことは二の次で十分です。
相手が関心を持っていることを十分に話すと相手から「本日はどのような要件でしたか?」と言われます。
商談成功は目の前です。焦らずいきましょう。
失敗のアプローチはあいさつしてから相手に事は気にせず案件のことだけどを話すこと。
話の主導権を自分が握ることはご法度。
成功させたいなら主導権は相手に握らすこと。
聞き手に回れる人ほど成功を収めています。
真のトークスキルとは「聞くこと」
このスキルを習得すれば困ることはないです。
しかしこのスキルは一朝一夕で習得できるほど簡単なモノではないことを忘れずに。
将棋の世界では歩を取ることを「一歩千金」といいます。歩とは誰もが知っている一番弱い駒です。
前進しかできないが相手陣地まで行けば金に成ることができます。
聞き手に回るスキルも一歩ずつしか進みませんが、そのうち人を動かすということをやってのけます。
話すスキルより聞くスキル。
習得すれば自然とあなたに人はついていきます。
これがカリスマの正体でもあります。
相手に好かれるなら、遠回りで注意する

人は注意されることを嫌います。
これは本能なので仕方ないことです。
では相手に注意するときはどうすればいいか?それは直接いう言うのではなく少し遠回りで言うことです。
問題です。
前提:あなたは喫煙者
喫煙禁止場所でタバコを吸っている部下がいました。部下の頭上には喫煙禁止マークが掲載されています。あなたはどう対応する?
A,懐からタバコを取り出し、「さぁ1本吸っておいで」と喫煙場所へ誘導する。
禁止だからと言って頭ごなしに対応するのではNG。そうやって対応すると再発する。
何べんも言うが人は否定されることを本能的に嫌う習性がある。ものはいいようで遠回しに注意喚起するのが大切なことです。
もうひとつ大切なことは、相手の話をさえぎらないことです。
例え相手が間違ったことを言って、それを訂正はしないことです。
議論を避ける勇逸の方法は議論をしないことです。
注意したが故に議論に発展したなんてことはよく耳にする話です。
議論など無駄なことはしないことが賢明です。
言い負かすこともしないことです。
言い負かした勝者はその瞬間はサイコーの状態になりますが、すぐに胸の中でモヤモヤが生まれます。
そして後悔します。
さらに言い負かした相手は二度とあなたに好意をみせることはないでしょう。
まとめ
人と友好的になりたいなら「人を動かす」ことをしよう。
相手の関心を調べ、その話題を始めとする。
相手が満足に話し終えると自然と友好的になっています。
「話すスキルより聞くスキル」これさえ習得できればあたなの見える世界は一段と変わってきます。
今回は書籍「人を動かす」著デール・カーネギー から代表的な3つの原則を紹介しました。
この本には30の原則が載っていますので、さらに知識を深めたいかたはリンク先より一冊購入してみてください。